2017/07/12 09:29:12 |

涙の働きが正常でなくなるドライアイという病気では、視力低下を伴うこともあります。
特に自覚症状がない場合でも視力低下が起きた時にはドライアイを疑ってみましょう。

 

ドライアイは見えづらい


ドライアイは涙の分泌量が少なくなることや涙の質が低下して十分な働きをしなくなることで引き起こされる目の病気です。
主な自覚症状は目の乾きや異物感、目の疲れなどですが、特に自覚症状がないこともあります。

 

知らない間にドライアイになっていますと、時に視力が低下することがあります。
ドライアイの場合には、視力検査をする時にはよく見えるにも関わらず
普段生活しているときにものがかすんで見えたり、焦点を合わせにくくなることがあるといいます。

 

例えばパソコンの画面を見る機会の多い人では、画面の文字や画像がにじんで見えたりすることもあるそうです。
また、視線を画面から他に移した時にしばらく焦点が合わせられないこともあるといいます。

 

なぜ視力が落ちるのか

 

何故にドライアイで視力低下が起こるのでしょうか。
ものが見えるメカニズムは、目に入ってきた光が目の表面にある角膜を通して網膜に像を結び、
それが脳に信号として送られるというものです。
ドライアイは上記のように涙の働きが正常でないことから起こりますが、
涙の働きの中には目の表面を滑らかにするというものもあります。

 

ドライアイの人の目の表面は、涙で全てを覆われていないため入ってきた光が乱反射することがあります。
角膜を通った光が乱反射によって網膜に正常な像を結べなくなって見えにくくなるそうです。

 

ドライアイの人は視力検査の時には集中していますし、
まばたきを繰り返したりして涙の量を増やすことでよく見えたとしても、
日常の生活では目に対する集中力もそれほどではないですから見えにくくなるともいわれています。

 

また朝は目の活力が十分ですからよく見えていても、
夕方以降の目に疲れが出てきた時には見えにくくなることもあるといいます。
ただ、ドライアイが原因の視力低下は、近視などと違ってドライアイが治れば回復します。

 

目薬が効果的

 

ドライアイによる視力低下は、ほとんどの場合目薬をつけることで対処できます。
ドライアイ用の目薬は、涙に近い成分の涙液が主成分ですがそれだけではありません。
目の涙はそれだけですと蒸発しやすいので、脂分やムチンのような成分で蒸発を防いでいます。

 

 

ドライアイ用の目薬も同様で、涙液だけですと目の表面から蒸発しやすくなりますので、
それを防ぐために保水性のあるヒアルロン酸ナトリウムやムチンと同じような性質の成分を含んでいます。
市販のドライアイ用目薬には防腐剤が入っているものがあります。
これは長期間使用できる利点はありますが、ドライアイの目には良くないそうです。
そのため短期間で使いきらなければならない欠点はあるものの防腐剤の入っていない目薬がおすすめです。

 

ドライアイによる視力低下は症状が固定化しないことが多いので中々気が付きにくいといわれています。
少しでも視力に不安を感じた時には眼科を受診してみましょう。

2017/07/05 10:14:05 |

ドライアイの改善を間接的に助けるのが食べ物です。
ここでは、目に良いとされるビタミン類を含む食べ物を主に説明します。

 

多種のビタミン


ビタミンは10種類以上ありますが、
目に関係が深いのはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどです。
ビタミンAは、目の中の角膜や網膜という大切な組織を正常に働くようサポートしています。

 

そしてドライアイとは切っても切れない涙の量や状態を整えることにも必要な栄養素です。
ビタミンAが欠乏しますと、視力が下がってきたり、夜目が効かない夜盲症になるといわれています。
ビタミンAを含む食べ物は動物性から植物性まで沢山あります。

 

動物性のものでは、うなぎが有名ですが比較的入手しやすい牛や豚、鳥のレバーにも多く含まれています。
そしてバターなどの加工された乳製品や卵の黄身というような身近な食べ物にも含まれています。
植物性の食べ物には簡単に手に入れやすい、にんじんやほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、小松菜などがあります。

 

ビタミンB群

 

たくさんあるビタミンB群の中で目に関係しているのは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12などがあります。
ビタミンB1とB12は視神経の働きに深く関わっているそうで、視力低下防止の役に立ちます。
これらが多く含まれている食べ物は、うなぎや豚肉、落花生やシイタケ、ゴマなどです。

 

ビタミンB2とB6は目の疲労回復や目の充血、炎症の改善に効果があります。
特にビタミンB2は目の表面にある角膜や瞳孔が正常に働くために欠かせない栄養素です。
ビタミンB2が含まれる食べ物は、うなぎや豚レバー、卵、チーズのような動物性のものからわかめ、海苔、シイタケのような植物性のものまであります。
ビタミンB6は鮭やまぐろのような魚類と牛乳、そして玄米や大豆にも多く含まれます。

 

ビタミンS、E

 

以上のビタミンAとビタミンB群が目の働きに大きな影響を与える栄養素ですが、ビタミンCやビタミンEも目と関わりがあります。
ビタミンCは疲労回復や白内障の予防に効果があるそうです。
ビタミンEは血行を促進する効果があります。

 

血行不順がドライアイの原因の1つとされていることを考えますとビタミンEも重要な栄養素でしょう。
ビタミンCを含む食べ物は、レモンやみかんなどの柑橘類、いちご、ブロッコリーなどです。

 

なお、ビタミンCは多少摂取し過ぎても速やかに排出されますので、Lアスコルビン酸の入っているサプリメントを摂取しても良いでしょう。
ビタミンEは、動物性ではうなぎやあんこう、植物性ではアーモンドやオリーブオイルに多く含まれています。

 

この他には目が良くなることで知られているブルーベリーがあります。
これに含まれているアントシアニンという栄養素が視力回復に作用するといわれています。

 

ドライアイの改善に有用な食べ物を栄養素別に見てきましたが、比較的手に入れやすいものでは、レバーや黄緑色野菜があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017/06/28 10:30:28 |

ドライアイと診断されるには、自覚症状があることに加えて、眼科医で涙に異常があるか及び目の表面に障害ああるか検査して確定します。
なお、眼科医での検査は比較的簡単で時間もかかりません。

 

ドライアイの症状


ドライアイの自覚症状は、目の乾き感や疲れ目などが代表的です。
その他には何か異物が目の中に入っているような感じがしたり、ものがかすんで見えたりします。
そして、目の表面に傷がつきますと痛いこともあるそうです。

 

これらは目に現れるドライアイの症状ですが、体の他の部分に現れることもあります。
それは頭痛や肩こりだったり、場合によっては腰痛になることもあるそうです。

 

もっと重くなりますと、吐き気がしたりめまいを起こしたりすることもあるといわれています。
こうしたことが重なりますと全般的な体調不良で物事に集中できなくなったりして、生活する上でも障害になります。

 

眼科医での検査

 

もし、ドライアイの自覚症状があった場合には、眼科医で検査を受けると目や涙の正確な状態がわかります。
検査には涙の量を測るものと涙の質を調べるもの、そして目の表面に傷がないか調べるものがあります。

 

涙の量はろ紙をまぶたに挟んでどのくらい濡れるか調べるシルマー試験でわかります。

 

涙の質は涙液層破壊時間(BUT)検査で判断します。
BUT検査は特別な染色液を使い、10秒程度まばたきしないで涙の壊れ方を調べるものです。
そして、BUT検査で使う染色液では目の表面の傷を調べるときにも使います。

 

こうした検査で全てに異常がありますとドライアイと確定します。
治療はドライアイ用の目薬を使うことが多いそうですが、その他の処置方法もあります。

 

ドライアイになりやすい人

 

ドライアイになりやすい人には特徴がありますので、当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
まず齢をとっていることです。
これは年齢とともに涙の分泌量が減って、その質も落ちるからだといわれています。

 

性別では女性の方が多いとされ、コンタクトレンズの中でも特にソフトコンタクトを装着している人も要注意です。

 

生活環境面では、乾燥した部屋などに長時間いたり、PCやスマホなどの画面を見過ぎたりする目を酷使する人もドライアイになりやすいといわれています。

 

そして、服用している薬や使用している目薬、喫煙が元でドライアイになることもあるそうです。
ドライアイの症状があらわれる病気も知られています。

 

順にあげてみますと、自己免疫疾患のシェーグレン症候群や重い症状を引き起こすスティーブンスジョンソン症候群、脳神経の不具合から起こる眼瞼けいれん(がんけんけいれん)などの難しい病気があります。
そして、上記の病気よりよく知られている白内障や緑内障でも、ものが見えにくくなったり目が痛いなどのドライアイと同じ症状が出るそうです。

 

最初の方で述べたドライアイの症状が起こる人も多いと思いますが、ドライアイは慢性的に症状が続くものですから、単発的に感じても目の養生をすれば回復します。
慢性的に症状が現れた時には眼科医を受診するのをおすすめします。

2017/06/20 10:25:20 |

目の周りにはドライアイの改善に効くツボがいくつかあります。
代表的なものは晴明、天応、四白の3つです。

 

清明


ドライアイの改善あるいは予防に目のツボを刺激すると良いそうです。
最初にあげた3つのツボの内、晴明が一番ドライアイに効くといわれています。
晴明の位置は、目の間の鼻の骨の両側にあります。
普通は親指と人差指で鼻の骨のちょっとしたくぼみを探します。
そこが晴明です。

 

晴明の上方にも鼻の骨がありますので、晴明をつまみながら上方の骨を軽く押すように刺激します。
鼻の奥にちょっとした痛みを感じれば晴明のツボを探し当てたと判断できます。
刺激は1秒から3秒に1回程度を1分程度繰り返すと良いでしょう。
これで、涙の分泌が促進されてつかれた目を癒すことができるはずです。

 

天応

天応は、目とまゆ毛の間にあります。
まゆ毛の鼻よりの端の下あたりで、ちょうど目に向かってくぼんでいる骨のところです。
このツボを押す時には両手の親指の腹を使うとやりやすいでしょう。
これも1秒から3秒に1回くらいの間隔で刺激して、それを1分くらい繰り返します。

 

四白

四白は目の瞳の3、4cm下頬の骨にあたるところです。
このツボを探し当てる時には、人差し指と中指の2本使って、最初に2本の指をそろえて中指を小鼻にあてます。
そっと中指を曲げますと人差し指だけになりますが、人差し指の指先が四白のツボです。
ツボの押し方は晴明や天応と同様にします。

 

以上がドライアイに効くツボの紹介でした。
ツボを押す時の注意点は、力を入れ過ぎないこと集中して行うことです。
上記のように軽い痛みを感じる程度にして、強い力を加えるのは厳禁です。
また、これらのツボは目の周りにありますので、集中して行わないと指を目に入れてしまう危険もあります。
それから、万が一指が軽く目に触れた場合を考えますと、ツボ押しをするまえに手を清潔にしておくことも忘れないようにしましょう。
ツボ押しが終わりましたら、顔のマッサージと目の運動にうつります。

 

マッサージ

 

顔のマッサージは、目を閉じてからまぶたの上に両手の手のひらを置きます。
手のひらで軽くまぶたに圧力をかけてやさしく円周を描くように動かしてみましょう。

 

目の体操のやり方は色々ありますが、ここでは力をいれて目を閉じ10秒程度そのままでいて、次に目を強く開いて10秒ほどそのままでいるという体操を紹介します。

 

この閉じて開いてを何回か行うことで、まぶたとその周辺の筋肉がときほぐされます。
さらに、目を開いた状態で遠くの方と近く方に交互に焦点を合わせる運動も目の筋肉の衰えを防止するのに役立ちます。

 

ここで紹介した目のツボ押しとマッサージ、目の体操を毎日行いますとドライアイや疲れ目の改善に効果が出てきます。
1日に2回くらい行うのが良いといわれていますが、目の乾きや疲れなどを感じた時には、その時々に行なってもかまわないそうです。
くどいようですが、ツボ押しやマッサージは目を痛めないように注意して行なって下さい。

2017/06/14 14:18:14 |

コンタクトレンズにはハードとソフトの2種類あります。
また、洗浄消毒を繰り返して長期的に使うタイプと使い捨てのタイプに分けることもできます。
ドライアイには、どんなコンタクトレンズがおすすめなのか見てみましょう。

 

ハードコンタクトレンズ

 

ハードコンタクトレンズは硬いプラスチックで作られています。
そのため異物感がソフトコンタクトレンズよりあることや外れやすいなどの欠点があります。
一方で目に障害が起こった時に早い段階で痛みを感じますので、
重い障害(角膜障害)になりにくいことや乱視の矯正に優れているという利点もあります。

 

また、今のハードコンタクトレンズは酸素の透過性に優れているタイプがほとんどで、撥油性のある汚れのつきにくいタイプもあります。
ハードコンタクトレンズは、角膜とレンズの間にある涙が蒸発しにくい性質があります。
それから、上記のように酸素の透過性が良くて角膜から離れやすいのでドライアイになりにくいといわれています。

 

ソフトコンタクトレンズ

 

ソフトコンタクトレンズは、装着感がハードコンタクトレンズより良いので愛用している人も多いそうです。
ただ、目に障害がでた時に気が付きにくいため重傷になることもあるといわれていますし、
乱視矯正がハードコンタクトレンズより劣ることや汚れやすく耐久性もハードより劣ります。

 

また、ソフトコンタクトレンズは水分をレンズの中に取り込めますので、装着したまま目薬をつけると危険な場合もあったりします。
一般的には、ソフトコンタクトレンズを装着している人の方がドライアイになりやすいともいわれています。

 

コンタクトレンズには、長期的に使えるタイプと使い捨てがあります。
使い捨てにも1日、1週間、2週間、あるいは月単位等いろいろあります。
ドライアイになりにくいコンタクトレンズとしては、使い捨ての方が良いといわれています。
それも1日で捨ててしまうタイプがおすすめだそうです。
ここまででドライアイになりにくいコンタクトレンズをおすすめするのでしたら、1日使い捨てのハードコンタクトレンズでしょう。

 

 

コンタクトレンズは日々進化をとげています。
ソフトコンタクトレンズの中に生体模倣技術によって作られているタイプがあります。
これは、角膜を模倣して作られているため、装着感に優れていることやレンズ内に水分を保持する能力も高いそうです。
このタイプのソフトコンタクトレンズで1日使い捨ての製品があります。

 

先程は使い捨てのハードコンタクトレンズをおすすめしましたが、上記のような特殊な技術を使った保水性の高い使い捨てソフトコンタクトレンズでしたら、ドライアイになりにくいといわれています。

 

なお、ここでは使い捨てタイプを推奨しましたが、長期使用できるタイプでもきちんと洗浄消毒をするのでしたら問題ないでしょう。
逆に使い捨てタイプを使用日数を守らないで使う方が危険です。

 

コンタクトレンズを作る時には、眼科医を受診してからにすると安心できます。
また、定期的に目の検査をすることもおすすめします。

2017/06/06 11:40:06 |

涙の働きが正常でなくなるドライアイという病気では、視力低下を伴うこともあります。
特に自覚症状がない場合でも視力低下が起きた時にはドライアイを疑ってみましょう。

 

視力が下がる

めがね
ドライアイは涙の分泌量が少なくなることや涙の質が低下して十分な働きをしなくなることで引き起こされる目の病気です。
主な自覚症状は目の乾きや異物感、目の疲れなどですが、特に自覚症状がないこともあります。

 

知らない間にドライアイになっていますと、時に視力が低下することがあります。
ドライアイの場合には、視力検査をする時にはよく見えるにも関わらず
普段生活しているときにものがかすんで見えたり、焦点を合わせにくくなることがあるといいます。

 

例えばパソコンの画面を見る機会の多い人では、画面の文字や画像がにじんで見えたりすることもあるそうです。
また、視線を画面から他に移した時にしばらく焦点が合わせられないこともあるといいます。

 

何故にドライアイで視力低下が起こるのでしょうか。

 

ものが見えるメカニズム

 

ものが見えるメカニズムは、目に入ってきた光が目の表面にある角膜を通して網膜に像を結び、それが脳に信号として送られるというものです。

 

ドライアイは上記のように涙の働きが正常でないことから起こりますが、涙の働きの中には目の表面を滑らかにするというものもあります。

 

ドライアイの人の目の表面は、涙で全てを覆われていないため入ってきた光が乱反射することがあります。

 

角膜を通った光が乱反射によって網膜に正常な像を結べなくなって見えにくくなるそうです。
ドライアイの人は視力検査の時には集中していますし、まばたきを繰り返したりして涙の量を増やすことでよく見えたとしても、
日常の生活では目に対する集中力もそれほどではないですから見えにくくなるともいわれています。

 

また朝は目の活力が十分ですからよく見えていても、夕方以降の目に疲れが出てきた時には見えにくくなることもあるといいます。
ただ、ドライアイが原因の視力低下は、近視などと違ってドライアイが治れば回復します。

 

視力低下には目薬

 

ドライアイによる視力低下は、ほとんどの場合目薬をつけることで対処できます。
ドライアイ用の目薬は、涙に近い成分の涙液が主成分ですがそれだけではありません。

 

目の涙はそれだけですと蒸発しやすいので、脂分やムチンのような成分で蒸発を防いでいます。

 

ドライアイ用の目薬も同様で、涙液だけですと目の表面から蒸発しやすくなりますので、それを防ぐために保水性のあるヒアルロン酸ナトリウムやムチンと同じような性質の成分を含んでいます。

 

市販のドライアイ用目薬には防腐剤が入っているものがあります。
これは長期間使用できる利点はありますが、ドライアイの目には良くないそうです。
そのため短期間で使いきらなければならない欠点はあるものの防腐剤の入っていない目薬がおすすめです。

 

また、ドライアイ以外にも頭痛や目の奥が痛いなどといった症状がおこる場合、目薬だけでなく、目に栄養素を取り入れるためにサプリを飲むのも良いですね。
詳しくは、目の奥が痛い頭痛対策ガイドを参考にしてみてください。

 

ドライアイによる視力低下は症状が固定化しないことが多いので中々気が付きにくいといわれています。
少しでも視力に不安を感じた時には眼科を受診してみましょう。

2017/05/31 11:30:31 |

ドライアイは涙が量が少ないまたは、その質が落ちて正常な働きをしなくなることが原因だと考えられています。
何故涙が十分出なくなるかや質が落ちるのかは、色々な要因が絡んでいます。

 

涙の働き

  1. 涙の働きは次の4つあります。
  2. 目の表面を覆って乾燥から守り潤いを保つことです。
  3. 涙の中に溶け込んでいる栄養分を目の表面にある角膜などに供給する役目です。
  4. 目の中に入ってくるゴミなどの異物から目の表面を守るというものです。
  5. 目の表面にある角膜などはそれほど滑らかでないため、そこを涙で埋めて滑らかにします。

そうすることで、角膜を通して入ってきた光がきれいな像となって網膜に映しだされ脳へと送られます。

 

ドライアイは……

 

このように色々な働きをする涙が少なくなったり、質が低下して上記のいずれかの働きが十分になされないと目に異常がでます。
これがドライアイと呼ばれている病気です。

 

ドライアイになりやすい人に、コンタクトレンズを装着していたり、レーシック手術を受けている場合があります。

 

特にコンタクトレンズの装着歴の長い人(ある程度年齢の高い人)の場合には、コンタクトレンズ装着による目への負担が限界だったり、加齢による涙の減少によってドライアイになりやすいそうです。
レーシック手術を受けた直後はドライアイになる率が高いといわれていますが、ほとんどの人は適切な治療により改善するといわれています。

 

ストレスや生活環境

 

恒常的に受けるストレスもドライアイになりやすいといわれています。
ストレスを受けますと、目はまばたきをあまりしなくなって、かつ涙の量も減るそうです。

 

これが目の乾燥をまねき疲れ目の症状があらわれます。
この循環を繰り返すことでドライアイになるわけです。
目に対するストレスには、

  • PC等のディスプレーの見過ぎ
  • 長時間の目視による製品の検査
  • トラックなどの長時間連続の運転

等々があります。

 

ドライアイになりやすい生活環境もあります。
特に乾燥しているところで長時間過ごしますと、目の表面が乾燥しやすくなります。
これが続きますと慢性的に目の表面が乾燥してドライアイへと移行するといわれています。

 

その他には、目の健康に必要なビタミンやミネラルなどの摂取量が少ない食事を続けていたり、
運動不足、不規則な生活をしている人もドライアイになりやすいそうです。

 

病気の可能性

 

トライアイを引き起こす病気もあります。
女性に多い自己免疫疾患のシェーグレン症候群は、涙腺などの働きを著しく低下させるためドライアイになるそうです。
なお、この病気は原因が不明なため有効な治療法が見つかっていないといわれています。

 

他にはスティーブンスジョンソン症候群という粘膜などの炎症を起こす病気があります。
この病気は治ったとしてもドライアイが後遺症として残るそうです。

 

ドライアイの原因は様々ですが、現代の人々の多くはストレスにさらされて生きています。
これが最大のドライアイの原因ではないかという研究者もいるくらいですから、
なるべく(涙が出やすくなる)リラックスする時間を多くすると良いのではないでしょうか。

2017/05/24 11:36:24 |

ここでは、市販の目薬について説明しますが、眼科医で処方されるドライアイ用の目薬に入っている成分には、市販の目薬では使えないものもあります。
そのため最終的には眼科医で処方してもらうことになるでしょう。

 

ドライアイは目の乾きや異物感などを感じたり、目が疲れやすいなどの症状が特徴です。
こんな症状を改善するのに市販のドライアイ用目薬をつけるのが手っ取り早いでしょう。

防腐剤はないほうがいい?

 

ところで、市販の目薬は、使用出来る期間を長くするために、いいかえますと細菌などの繁殖を防ぐために防腐剤入りのものがたくさんあります。

 

たまに目薬を使うだけでしたら防腐剤もあまり害になりませんが、長い間使い続けますと目の表面の角膜を傷めることがあるそうです。

 

それにコンタクトレンズをしたまま防腐剤入の目薬をしますと、レンズに防腐剤が付着したりして、それで角膜を傷めることもあるといわれています。

 

こんな理由から、使用期限は短くなりますが防腐剤の入っていない目薬をおすすめします。

 

涙の成分

水滴
ドライアイは涙の量が少なくなることや涙の質が落ちることから発症するそうです。
現在のところ人の涙と同じ成分のものを人工的に作れませんので、ドライアイ用の目薬では人口涙液という人の涙に近い性質を持つものが使われています。

 

この人口涙液の主成分は塩化ナトリウム(塩)や塩化カリウムですから、目薬の成分表をみて、これらの成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。
いずれしても人口涙液がキーワードです。

 

なお、眼科医での治療の中には、患者本人の体の一部からその人の涙と同じ涙液を作る方法もあるそうです。

 

ヒアルロン酸配合

 

ヒアルロン酸といいますと関節痛の治療や美容関連でよく出てくる成分ですが、ドライアイ用の目薬にも使われています。

 

何故なら、ヒアルロン酸の持つ高い保水効果と角膜が傷ついた時の修復力があるからです。
ドライアイ用目薬の成分の人口涙液は、そのままでは蒸発しやすいですから、ヒアルロン酸の保水力によって長い間目の表面を潤すことができます。

 

また、ドライアイの人の目の表面は傷がつくことが多いですから、これを治す効果もヒアルロン酸には期待されるわけです。

 

なお、目薬の成分表ではヒアルロン酸ナトリウムと表示されているようですから、これが含まれている目薬を選びましょう。

 

充血していたら……

 

ドライアイでは目が赤くなることもあります。
この赤目に効果があるのが血管収縮剤というもので、血液の流れを抑制します。

 

ただし、ドライアイの場合には血流が悪くなると症状が悪化するそうですから、この血管収縮剤の入っていない目薬を選ぶことです。

 

血管収縮剤としては、塩酸テトラヒドロゾリンや塩酸ナファゾリンなどがあります。
これも目薬の成分表で確認できます。

 

 

ドライアイ用の市販の目薬を購入する時に注意したい事柄をまとめてみました。
なお、防腐剤の入っていない目薬を使う時には、早めに使い切りませんと細菌が繁殖して感染症になることもあり得ることを一言付け加えさせて頂きます。

2017/05/19 09:33:19 |

ドライアイの対策には、自分で出来るものと眼科医の治療があります。
自分で出来る対策には、目に対するものと普段生活している所の環境を整える事に分かれます。

 

マッサージや目の体操

 

自分で出来るドライアイ対策の内、目に対して行うと良いことは、
目のマッサージや目の体操などが有効だといわれています。

 

目のマッサージは、目の周辺にあるツボを軽く刺激するのが良いそうです。
よく知られているツボとしては、目頭のところにある晴明がありますが、ここを親指と人差指または中指で軽く押すと目の疲れがとれるといわれています。
この他にも目の周りにはツボがたくさんあります。
例えばこめかみの近く、目の直下、目尻の少し下、眉毛の真ん中辺などにもあります。

 

目の体操は色々なやり方がありますが、その1つとして最初にまぶたをぎゅっと強く瞑ります。
数秒から10秒くらい経ちましたら、まぶたを開いて数秒から10秒くらい我慢します。
これを数セット繰り返します。

 

乾燥をふせぎましょう

ブルーベーリー
目が乾く感じがしたり疲れた時には、蒸しタオルを目にあてるのが良いそうです。
これで、涙の分泌や血行がよくなり、目の表面が潤います。
市販のドライアイ用目薬を使うのも対策になります。

 

目薬は防腐剤が入っているものより、使用期限は短いものの無添加の方をおすすめします。
コンタクトレンズが原因のドライアイの場合には、専用の目薬をつける人もいます。

 

ただし、長い間コンタクトレンズを使っている人の場合には、目の耐性が限界を超えていることもありますので、コンタクトレンズの装着をあきらめなければならないこともあります。

 

乾燥している場所で生活している時間が長いとドライアイになりやすいといいます。
この場合には、加湿器などによって湿度を高める工夫が有効だそうです。

 

また、パソコンなどの画面をみることが多い人の場合には、画面を見続けるのがドライアイの原因ともいわれていますので、一定時間ごとに目のマッサージや体操をしましょう。

 

その他にはビタミンやミネラルの多いバランスの良い食事を摂ることや目によいといわれているブルーベリーやカシスなどのサプリメントを使ってもドライアイ対策になるそうです。

 

これらが自分で出来るドライアイ対策ですが、症状が重い場合には眼科で治療をすることになります。

 

眼科へ相談

 

眼科でのドライアイ治療は、点眼薬で済む場合が多いそうです。
よく使われる点眼薬には、人口涙液など涙の足りない分を補給する成分やムチンなど涙の分泌を促す成分が入っています。

 

点眼薬だけで症状が改善しない時には、涙の量を増やすあるいは減らさないような涙点プラグ挿入というような処置をすることもあります。

 

現在ではドライアイの上記以外の新しい治療法も考えだされていて、レーザーなどをあてるだけの体に負担の少ないものもあるそうです。

 

なお、点眼薬治療はどこの眼科医でもできますが、涙点プラグ挿入等は経験豊富な医師のところで治療を受けるのが得策です。

 

ドライアイ対策についてひと通りみてきましたが、自分流の対策で症状が改善しない時には、眼科医で検査することをおすすめします。

2016/11/29 16:36:29 |

ドライアイの症状は、目の乾きを感じることからはじまり多数あります。

 

日本眼科学会ではドライアイについての解説をしてますので、それを紹介してみましょう。

 

涙には層がある

目の表面を潤している涙は、表面に油層があって、その下に水の層が、さらに下にはムチン層という3層構造をしています。

 

この層の中のどれかに異常があるときにドライアイになるそうです。

 

日本眼科学会のドライアイの定義は、涙および角結膜上皮の慢性疾患で目の不快感や視機能異常を伴うとされています。

 

ドライアイと診断されるためには、自覚症状と涙(涙液)の異常、そして角結膜上皮の障害の3つを基準としています。

 

この3つに該当した時にドライアイと診断されます。

 

そして、3つの中で2つが該当する時にはドライアイが疑われると判断されるそうです。

 

ドライアイの自覚症状

ドライアイの自覚症状は数が多いですから順にあげてみます。

 

最初は目が乾燥している感じがすることです。

 

それに付随して、目の中にゴミが入っているような感じがすることもあり、痛いこともあるそうです。

 

また、正常な視力にもかかわらずものが見えにくくなったり、眩しくてよく見えないこともドライアイが疑われます。

 

以上の他にも目の疲れや目が重く感じることもあり、赤い目になったり涙が出やすいなどの症状もあるといいます。

 

また、ドライアイになりますと目を開けっ放しにするのが困難になるそうです。

 

10秒位目を開けていられないならばドライアイを疑ってみましょう。

 

ドライアイかどうかを正確に判断するには

ドライアイが確定する条件の1つである涙液異常は、眼科医でシルマー試験や涙液層破壊時間検査などをして調べます。

 

この涙液異常によって目の乾きや目にゴミが入っているような感じ、あるいは涙が出すぎる等の症状が出るそうです。

 

角結膜上皮は、黒目の部分の角膜と白目の部分の結膜の表面のことをいいます。

 

涙液異常があったりした場合には、角結膜上皮に傷がつくことが珍しくないそうです。

 

このような目の傷は、特殊な染色液を目の表面につけて特殊な顕微鏡で見るとわかります。

 

角膜と結膜の両方に傷がつくこともあるようですが、どちらかといいますと結膜(白目)が傷つくことが多いといいます。

 

目の表面に傷がありますと、違和感や痛みを感じたり、場合によっては感染症になることもあり得ます。

 

自覚症状があるなら眼科へ

眼科

 

ドライアイは重い病気ではありませんので、眼科医を受診する人は少ないようです。

 

ただ、そのままにしておきますと、上記のように目の表面が傷ついたり、視力が低下することもあります。

 

そして、数は少ないもののシェーグレン症候群という病気が原因でドライアイになることもあるそうです。

 

このシェーグレン症候群とは、涙腺や唾液腺に関する病気で女性に多いといわれています。

 

この病気はドライアイばかりでなく口が乾いたりすることもあるといいます。

 

ドライアイはデスクワークをしている人に多いといわれています。

 

もし、上記のような自覚症状がある時には眼科医で検査してみましょう。

 

ドライアイの検査自体はあまり時間がかからないそうです。